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へび・とかげ・カエルなどの爬虫類、両生類は、温度や湿度の管理は大変ですが、小動物に比べ餌を与える間隔が多少開いたとしても大丈夫です。

 

イモリなどの両生類

最近アクアリウムもはやりだし、ご家庭でイモリなどの両生類を飼われている方もいるでしょう。その子たちの避難となるとなかなか難しいのが現状ですが、思いつくことをあげておきますので少しでも参考になればと思います。 両生類だけにとどまらず、水槽で飼育し、蛍光灯やモーラーなどをしようしている場合は、災害時は漏電防止のためとりあえず一度電源を切りましょう。

//移動方法//
大きな水槽を持って逃げるのは不可能に近いですよね。万一の避難のことを考えて、小さなプラスチックの水槽などを用意したらどうでしょうか?その中に陸地は作れなくても、水は必要です。しかし、水道水をそのまま入れるわけにもいきませんので、日ごろからカルキ抜きのために、入れ物に水をいれ外にだしておいたらどうでしょうか?緊急時には、ケースにその水を少しいれ運ぶことができます。カルキ抜きのための薬も市販されていますが、固形の物は水に溶けるのに5分くらいかかり、液体のものは水の量にあわせて薬の量も調整しなくてはなりません。避難するまでの時間が十分にある場合はいいのですが、緊急を要する場合を考えると水を汲み置きしておく方がいいかもしれません。イモリなどの小さい個体はビニール袋にいれて運ぶことも可能ですが、その際には、袋の中に酸素をいれなくてはいけません。また、そのままでは飼育できないので、その点を考えておくべきでしょう。


//食事//
日ごろ冷凍の赤ムシや生きエサなどみなさん個体の健康を考え、いろいろと工夫されて食事を与えていると思いますが、災害時、冷凍のものはもしかして電気がこなかった場合、腐ってしまうかもしれません。生きエサは、災害時に外で探すわけにもいかないでしょう。そこで、万一に備えて乾燥糸ミミズなどを用意しておいたらいかがでしょうか?それなら日保ちもするし、持ち出すにはお手軽ではないでしょうか。また、イモリの場合は1ヶ月くらい食事をしなくても生存できると言われていますが、前回エサを食べた日がきちんとわかっていないと、今日で食事抜きが何日目なのかがわかりません。日ごろからカレンダーなどに食べた内容や量などを記入しておいたらどうでしょう。それがわかれば、避難先で数日食事を与えることをとることができなくても、目安がわかります。


//温度管理//
冬場、ヒーターなどを使って温度管理されているご家庭もあるかと思います。もしもそのようなものが使えなかったときのために、水槽の周りを囲めるよう段ボールや発泡スチロールを用意しておくと便利です。少しは違うと思います。 夏場は、水温の急上昇に要注意です。水温計を用意し、こまめに水温をチェックしておきましょう。一般的に言われている適温ですが、イモリやサラマンダ−の仲間は上限が25〜27度。下限が13〜17度程度です。しかし、種類や個体によって多少違うこともありますので、事前にご自分が飼育されている両生類の適温を調べておきましょう。また急激な温度の変化を嫌いますので、個体の様子に十分気をくばりましょう。




*ご自分の工夫やアイデアがありましたら、ぜひご一報ください。

 


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