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プレーリードッグ

 

ここ数年、ご家庭でプレーリードッグを飼われる方が増えてきました。彼らも家族の一員! 日ごろから災害時について考えておきましょう。

 

//移動方法//
普段、ウサギや小型犬用のケージ、または手作りのケージなどで生活していると思いますが、災害時、そのケージは運び出せる大きさでしょうか?時間に余裕がある場合は可能かもしれませんが、おそらく難しいでしょう。 緊急時の場合を考え、持ち運びが割と手軽にできる鳥かごや、小さめのプラスチックの収納ケースなどがあると便利です。ただ鳥かごの場合、手や口でガタガタと音をたてたりして、避難所では迷惑になる場合もあるので、その場合の対処方法も考えておかなければならないかもしれません。
何で運ぶにしろ、脱走には要注意です!避難する際には、かならずケージの扉をきちんと閉め、カギがかかっている事を確認して下さい。

//食事//
犬猫とは異なり、プレーリードッグ専用のフードなどは救援物資としてはなかなか手に入りづらいと思います。日ごろから食べているフードを、常時1袋は余分に用意しておくといいでしょう。 お水についてですが、給水ボトルを使用しているご家庭が多いかと思いますが、このボトルも1つ防災グッズの中に用意しておきましょう。 また、食べ物ではないのですが、歯がのびるのを防ぐために、かたい木なども用意しておくと長期の避難生活になった場合役立つかと思います。

//温度対策//
災害は、いつどんな季節に起こるかわかりません。温度計があると管理するうえでとても役立つと思います。一般的に言われている適温は20〜23度程度、高温多湿を嫌います。冬場は最低でも15度以上あるのが望ましいと思われます。 夏の避難では、ケージの上に冷やした布をかけて気化熱を利用したり(その日の気温や風量により下がる温度が違うと思いますが)、水で冷たくひやしたステンレスの入れ物(一般に犬の水入れなどに使われるもの)をケージに入れるとその中に入ったりする子もいると思います。エアコンや扇風機がない場所の場合、絶対に日の当たる場所にケージは置いてはいけません。 冬の避難では、寒さ対策としてケージの周りを段ボールや発泡スチロールなどでおおって保温をしたり、寝床用の床材をなるべくたくさんいれてあげましょう。その際、段ボールや発泡スチロールをかじられてはイケナイので、ケージにぴったりくっつく大きさの物を用意するのではなく、あらかじめ大きな物を用意しておきましょう。


//その他//
避難場所ではニオイの問題がでてくると思います。ケージ内の掃除は、普段以上に念入りにしておきましょう。ペット用の消臭剤も防災グッズの中に用意しておきましょう。 すでにプレーリードッグを飼育されている方はご存知かと思いますが、発情期になると急に威嚇をしてきたり、かみつこうをしてくる個体もいます。ご自身も周りの方も事故になることがないよう、細心の注意をはかりましょう。


*ご自分の工夫やアイデアがありましたら、ぜひご一報ください。

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