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飼い主とはぐれている動物

被災地で飼い主のいない動物が放浪しているのを見つけた時、動物好きのみなさんなら 思わず手を差し伸べたくなることでしょう。

まず注意しなければいけないことは、動物たちは普通の状態ではないという点です。
被災地で飼い主とはぐれたり、驚いて逃げ出してきたりした動物が、無理に捕まえようとした際にどういう行動にでるかは予測がつきません。

また 災害時で、自分も避難生活を送っていて、自分の飼育動物もいる。
そんな状況の中、その動物を保護することのリスクを良く考えて行動してください。

例えばとても人なつっこく、自分から近づいて来るような動物でしたら、様子を見て保護するかどうかを判断しましょう。
ですがどんな動物でも人なつっこくて近づいてくるとは限りません。
表情や感情が把握しやすい犬や猫に比べ、は虫類やサルなどは扱いに慣れている人でないと難しい場合もありますから、むやみに手を出さず、見かけた日にち、時間、場所、特徴を覚えておいて、公的な動物救護所が立ち上がった際に届け出るようにしましょう。
このような情報提供も大切な動物救援です。


 


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