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NPO法人働く犬を支援する会講演会 レポート |
2014年6月21日、NPO法人働く犬を支援する会 主催の講演会に、講師として平井を派遣いたしました。
この日の講演会にご参加くださったみなさんは、大きくわけて3つのグループにわかれていました。
ひとつは、主催団体のボランティアさん方。働く犬(ほじょ犬)を支援する活動をしているみなさんです。
もうひとつは、わんちゃんに関する相談会などを開催している「イヌノナル木」の関係者のみなさん。
そしてみっつめが、「人の防災」に関係している自治会のみなさんです。
アナイスは「人と動物の防災を考える市民ネットワーク」です。
動物だけでなく「人と動物」のことを考えています。
そんなアナイスが講師を派遣する講演会に、人のための自治会のみなさんもご一緒していただけたことは、とても嬉しく思います。
講演会第一部は、神奈川県動物愛護センターから秋山様による、動物愛護管理法のレクチャーです。
動物の防災に重要な適正飼養に関し、動物愛護法の視点から説明していただきました。
第二部は、平井による講演です。
過去の様々な災害における動物たちと、飼い主さんたちがどのように避難したか、写真やデータを交えてお話しました。
もちろん、アナイスが提唱する「動物防災の3R」についてお話し、飼い主さんひとりひとりが平時から適正な飼育をすることの大切さをお伝えしました。
第三部は、パネルディスカッションです。行政・自治会・飼い主それぞれの立場からの意見が飛び交いました。
自治会の立場からのご意見に、「避難所にペットがきたらどうしよう・・・と思っていた。しかし、今日の話をきいて、動物との同行避難について、意識することができた。」というものがありました。
とても貴重なご意見をたくさん聞くことが出来ました。
このような機会をいただけたことを、NPO法人働く犬を支援する会の皆さんに感謝いたします。
また、ご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。