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新松戸西パークハウスセミナーレポート  

2013年12月1日(日)、千葉県松戸市にある新松戸西パークハウスに住む飼い主で組織する、「西パークハウスペットクラブ」様のセミナーに講師を派遣いたしました。
新松戸西パークハウス(http://nishi-park.jp/)は、680戸を超える大規模な団地でそこに住む方々の手により、しっかりとした管理運営をされています。
また、団地内の防災対策や動物に関するルールも整備されています。
(http://nishi-park.jp/kurashi/shiori/shiori_menu.htm)


このセミナーでは、アナイスがコンセプトとしている「まずは人の安全を」という基本理念から、最初にマンションでの防災対策の例や、震災による被害の特徴などについてのご紹介をさせていただきました。

次に東日本大震災や過去の大規模災害の被災地で、飼い主様とペットがおかれた状況や、発生したトラブル、それらをどのように解決したのかなど、実際に起こった事例を挙げながら、平常時に備えておくことの重要性をお話させていただきました。


大規模災害においては自治体も大きな被害を受けてしまい、動物救護への対応がすぐにはできない状況もあります。
阪神淡路大震災や東日本大震災では、動物担当行政官も、ご遺体の捜索のために出動せねばならない状況もありました。

救援を待つだけではなく、自分と家族とペットが生き延びるための準備を、飼い主責任として備えておかねばならないことを、お伝えできたのではないかと思います。


また、これまで災害時の同行避難を謳ってきた我々に、津波被害は「同行避難しようとして津波にのまれ亡くなられた飼い主様がいらっしゃる」という、大きな課題を突き付けたこと、福島県の原子力発電所事故による被害のため、3年近く経過しても
避難生活を送られる方々がいらっしゃること、被災動物保護シェルターでは未だ多くの動物たちが飼い主と離れ生活を送っていることなど、これまでの想定を超える複合被害の状況などをご報告することで、災害の規模や被災状況、個人の条件により、それぞれに異なる課題があることもお伝えいたしました。


大規模マンションにはマンションなりの利点、また課題もあります。
このセミナーでご提供させていただいた情報をもとに、集合住宅の利点を生かすペット防災対策の検討や、課題の解決のヒントにしていただければ、と願っております。







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