2013年10月12日、板橋区立板橋第七小学校にて熊野町地区総合防災重点地区訓練が行われました。
今回の訓練は発災直後の想定で行われ、避難所での受け入れ訓練や、板橋第一中学校生徒による炊き出しボランティア、地域の小学生は授業中での被災の想定で避難所へ移動後、保護者への引き渡し訓練等も行われていました。
また、板橋区消防団との合同訓練も併せて行われていました。板橋区では8つの消防団があり、団員が100名ほど減少しているそうです。
この訓練には8町会が参加し、参加人数は838名となりました。
その中で、板橋区獣医師会のブースではマイクロチップの紹介や、動物の一時預かりの訓練を行いましたが、預かった動物は0頭でした。
今回は、被災直後を想定した訓練のため、獣医師会がケージなど一時預かりに必要な準備ができていない状況の想定で、
被災した飼い主が動物とケージを避難所に持ち込んできた場合のみ、一時預かりを実施するという条件と、
この日の気温が11時の時点で28.5℃(気象庁発表 東京都練馬)、午後には30℃を超え真夏日となり、とても暑かった事が影響していると思われます。
アナイスでは、アンケート調査・過去の災害のパネルやプロジェクターの上映・防災グッズの展示・マイクロチップ読み取りのデモンストレーションを行いました。
板橋区長にもアンケートにご協力いただきました。ありがとうございました。
アンケート調査をしていると、「動物を飼っていないのですが…」と言う声も多く聞かれましたが、そういう方の意見こそ今後の活動の参考にしていきたいなぁ と思いました。
今回、預かった動物は0頭でしたが、実際に避難訓練に参加する際にペットを連れて避難してきたとして、どの様にしたら安全で他の人に迷惑にならずに、良い環境で飼育出来るのか、場所や方法などを考えてみると問題点や新しい発見が見えてくるかも知れません
島田 剛
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