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世田谷動物フェスティバル  

平成19年11月4日日曜日、世田谷区動物フェスティバルにブース参加いたしました。
毎年の恒例となったイベントですが、この日は爽やかな晴天に恵まれ、例年より多くの参加者が、世田谷区砧公園を訪れました。
アナイスの参加はこれで4回目。
毎年行っている「防災○×クイズ」は、本来子供を対象にした企画でしたが、毎年大人の参加希望者が増えてきたことから、昨年より「大人版」、「子供版」の2種類に作り変えたところ、長い行列ができるほどの大盛況になりました。
設問も毎年見直しを行い、今年は先の震災に学び、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)の問題を取り入れました。
大人にとっては簡単に答えられるクイズですが、こういったアトラクションに接した機会に「そういえば、うちでもちゃんと考えておかないとね」と、防災について話し合うきっかけになることも重要な普及活動です。
また、防災用品の展示や、マイクロチップのデモンストレーションも行いましたが、「うちの犬はマイクロチップをいれているのですけれど、試しにリーダーでよんでみてもらえませんか?」と立ち寄る飼い主の数は、去年に比較し圧倒的に多くなりました。
マイクロチップの普及率が上がりつつあることを表しています。
また、砧公園に集まった犬たちは時代の流行や地域性を表します。
ここ数年、小型犬が多くなり、配布用にマスターフーズ社より提供いただいた犬種別フードの配布数にもそれが表れます。
チワワ、パピヨン、シーズー、プードル、コーギー、ダックスフンドといった小型犬〜中型犬用は、みるみる内になくなってしまいました。
また、珍しい犬種が見られるのは、大都会ならではの風景でしょう。
これほど多くの犬が集まっているというのに、たまに聞こえる吠え声以外は揉め事もなく、人と犬との平和な休日そのものでした。飼い主が犬と共に社会参加する機会が増え、犬たちも社会化されてきたことの賜物とも言えるでしょう。
犬にとって、社会化され、お行儀よく、誰にでもフレンドリーに接することができるように育つことは、災害発生時の避難所で受け入れられる大きなポイントになります。
動物の防災は日常生活の中にあるのです。

レポートJ・I




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