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板橋区 総合防災重点地区訓練・動物救護訓練レポート  

 平成18年7月22日(土)、板橋区立舟渡小学校において総合防災重点地区訓練が実施され、それに伴い動物救護訓練が行なわれました。アナイスでは今年も動物収容訓練などのお手伝いをさせていただきました。

 獣医師会のテントブースでは、動物同行避難のパンフレットの配布やマイクロチップのデモンストレーションが行なわれました。マイクロチップをすでに入れているという方はいらっしゃらなかったようですが、犬よりもネコを飼っている方からの質問が多く、関心が高かったように感じます。数年前まではマイクロチップという言葉じたい知らない方が多かったのですが、今ではだいぶ認知されてきたように思います。


 収容訓練に参加した犬は小型のシーズーから大型のダルメシアンまで全部で7頭でした。収容訓練ではまず始めに飼い主の方が受付をすませます。受付では飼い主の情報の他、収容する動物の名前や性別、特徴、持病の有無など記入します。これは預かる獣医師やボランティアがその動物の特徴などを正確に理解するためにとても重要なものになります。受付をすませたあと、犬をケージで一時的に預かる訓練をします。今回、初めてケージに入るため多少手間取った犬もいましたが、どの犬もケージに入っておとなしく飼い主の迎えを待ち、何のトラブルもなく預かることができました。獣医師の先生が、「狂犬病の集合注射の際も20年前はあちこちで犬が吠えたり、喧嘩をしたりということが多かったけれども、10年前には大幅にマナーや犬たちの様子もかわり、今ではどの犬もとてもいい子でいる。飼い主の意識が高まり、また犬もよく社会化されているからではないだろうか」とおっしゃっていました。このような飼い主マナーや犬のしつけなどは、災害時に人と動物が共により良い避難生活を送るためにとても重要となります。飼い主の皆さんは、日頃から地域社会に受け入れてもらえるような動物との暮らしを心がけていただきたいと思いました。

 板橋区では今回のような訓練を年に1回行なっています。防災について日頃はあまり考えることなどないかもしれませんが、このような訓練を機会にぜひ家族や地域住民の間で話しあってもらえたらと思います。


(レポート K・I)


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