2006年3月25日(土)、26日(日)、さいたまスーパーアリーナで行なわれた「わいわいペットフェスタ2006」に参加いたしました。
当日はお天気もよく暖かな休日でしたので、親子連れや様々なペットを連れた方が多数来場されていました。「ペットフェスタ」という名前の通り、犬猫だけでなく、小動物から爬虫類、昆虫にいたるまでさまざまなペットの飼育用品の展示やグッズ販売、飼育教室などが行なわれていました。
アナイスの今回のイベントでの参加目的は「個体識別の重要性の啓発とマイクロチップの普及活動」です。具体的には「新潟中越大震災のパネル展示」「マイクロチップのデモンストレーション」「個体識別に関する子供向けクイズ『迷子のたまちゃんクイズ』」「防災パンフレットの配布」などです。子供向けに行なった「迷子のたまちゃんクイズ」はとても盛況で、お母さん、お父さんたちを一緒になって問題を考えてくれるお子さんたちがたくさんいました。答え合わせをする際、間違えてしまった問題に対し「ここはどういうところが間違えたのかしら」と、質問してくださる方がたくさんいらしたことがとてもうれしく感じられました。
また、ペット連れの方のマイクロチップに対する関心の大きさを、改めて実感しました。マイクロチップという名称は聞いたことがあっても、実際に実物を見たことがある人はとても少なく、またマイクロチップを読み取ることによりどのような照会が行なわれるのかご存知の方も少なかったので、今回のイベントで行なったぬいぐるみを使用したチップの読み取りやパソコンでのデータ照会のデモンストレーションは、マイクロチップの有用性の普及にとても効果的でした。しかし、異物を体内に入れることに対しての抵抗感や安全面での不安、動物が保護された場合にチップの読み取りが必ず行われるれるわけではないことに対し、まだまだ装着することにとまどう飼い主さんが多いこともよくわかりました。マイクロチップに限らず、個体識別の重要性については今後もイベントや講習会のたびにお伝えしていきたいと思います。
今回のイベントで「活動していてよかったなぁ」と思うことがありました。
防災のパンフレットを配布している際に、「災害についてはきちんと考えないといけないわよね」「このパンフレットをもらえただけでも、今日は来たかいがあった」と言ってくださる方がいらっしゃったのです。
これからも、防災について少しでも考えたり備えたりするきっかけ作りができるような活動をしていきたいと思っています。
(レポート:K・I)
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