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愛犬のための防災セミナー  

 11月20日(日)、調布市文化会館たづくり10階学習室にて「愛犬のための防災セミナー」に講師の派遣をいたしました。(主催:犬の飼い主のための講座運営委員会)
 会場には50名ほどの方が来場され、皆さん熱心に話しを聞いてくださいました。
 セミナーは「防災」と「応急処置」の2部構成で行われ、第1部はアナイス代表の池田より新潟地震の事例を含めた災害時の対応や防災対策についての講義でした。新潟で被害にあった動物達や、倒壊してしまった家屋、避難所の様子などの画像を用いての話しは、会場の方にあらためて地震の恐ろしさを実感させ、防災について考えさせられるものでした。会場では熱心にペンをはしらせている方も多くみられ、特に個体識別の重要性のところで出たマイクロチップの話しには関心を持たれた方が多く、最後の質疑応答の際にもマイクロチップについての質問が出ていました。


 第2部ではアナイス副理事長である佐藤獣医師より「応急処置」についての講義を行いました。この講義では災害時に飼い主自身の命と安全を確保できたのちに行う動物達の救出・救命行動について、画像やぬいぐるみなどを用いて説明しました。細かな内容は「応急処置の心得」「心臓マッサージの仕方」「人工呼吸の仕方」「止血の方法」「運び方」などです。これらの話しは災害時のためだけでなく、急に動物の体調が悪くなり、獣医師に診せるまでの間に応急処置が必要な場合にも役立つので、飼い主としてぜひ知っておきたい内容です(アナイスHPの「応急処置」の頁を参照してください)。


 会場では、心臓マッサージの説明の際に、実際に手を動かしていらっしゃった方なども見られ、皆さんとても熱心に耳をかたむけていらっしゃいました。
 今回のセミナーで一番重要な点は「災害のためだけに防災を考えるのではなく、日常生活の延長線上で防災を考えて欲しい」ということです。しつけや飼い主マナー、えさの備蓄や応急処置の方法など、日頃からきちんと考え知識として頭に入れておく事や準備をしておけば万一災害がおこった際にあわてることなく行動できるかもしれません。会場にいらっしゃった皆さんには、ぜひこれらのことについてご家族やお友達に伝えていってもらえたらと思いました。


(レポート:K.I)


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