我が家の防災対策　Ｈ・Ｓさんの場合 　

「我が家の防災対策　Ｈ・Ｓさんの場合」

１．非常用品
寝室に非常用品を置いてあります。中には懐中電灯や食料、医薬品など。また寝室には運動靴をおいてあり、万一の際、さっと靴を履いて行動することができるようになっています。
趣味で登山をしているので、登山用品（寝袋など）がすぐに出せる場所に置いてあり、災害の際にも利用できるようになっています。

２．家具の固定
食器戸棚などの扉には開かないように鍵が常時かけてあります。簡単な仕組みの鍵ですが、あるのとないのとではだいぶ違うように思っています。
タンスなどの大型の家具の下には滑らないように専用の道具をかませてあり、またタンスの上にはカラのダンボールを天井までびっちり隙間がでないようにおいてあります。
ダンボールは意外と丈夫ですし、天井まで隙間なくおくことによりタンスが倒れてくるのを防ぎます。万一落ちてもカラのダンボールですので危険もありません。この方法は、神戸の地震の際に、このようにしておいたら家具が倒れてくるのを防げたと聞き我が家でも取り入れました。

３．持ち歩いているもの
地震だけに限らず火災などの災害にどこであうかわからないということを考え、
出歩くときに必ず持ち歩いているものがあります。それは小型の懐中電灯、マスク、ビニール袋です。
持ち歩くきっかけとなったのは、韓国でおきた地下鉄火災のニュースを聞いたときです。「地下鉄に乗っている時、地下にいるときにもし火災にあったらどんなにか怖いだろう」と思いました。
火災になり電気が消えた時に暗闇の中では余計に恐怖心も高まり、また避難するときも危険です。そのために懐中電灯を持っています。そしてマスクは煙を防ぐためです。ビニール袋は頭からかぶれる透明の大きさのものを持ち、万一の際にはこの中に空気をため少しでも呼吸が楽になればと思っています。
このビニール袋を持ち歩いているのは私だけではなく、私の友人たちも皆持ち歩いています。
皆さんもいつどこでどのような災害にあうかわからないので、準備をしておいたほうがいいのではと思います。