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我が家の防災対策 K.Iさんの場合  

「我が家の防災対策」
私の家は10階建てのマンションの8階です。ペット可のマンションとして建てられ今年で5年になります。
耐震性などは問題ないと思うのですが、家の中の安全性を考えなくては!と思い、我が家なりに防災対策をしています。
全てではありませんが、その中のいくつかをご紹介したいと思います。

1.非常用品
写真ではわかりづらいかもしれませんが、押入れの下の段に人間用の非常用品と動物用の非常用品が確保してあります。
なぜこの場所を選んだかというと、この押入れのある部屋はペットのケージしか置いていないため、地震などがあって部屋に物が散乱しても、ここならば取り出すことができるのでは?
と考えたからです。押入れの上の段には来客用の布団などしか入っていないため、上から物が落ちてきても重くてどけられないとか、こわれてしまうものはありません。
確保してある物をおおまかに説明したいと思います。
まず人間用の大きなリュックの中に食料品(缶詰、水をいれてできあがるご飯など)、医薬品(風邪薬、消毒薬、包帯、胃腸薬、温冷シップなど)、数日間の下着や靴下類、レインコート、携帯ラジオ、小さな懐中電灯、マッチ、ろうそくなど。
動物用として小さなリュックに、それぞれの動物達のフード、犬のリードと首輪、折りたたみのできる水入れ、ペットシーツ、ウンチ袋、消臭剤、タオル、それぞれの動物たちの写真(裏に名前などが書いてある)など。
そしてリュックには入れていないが、常に押入れに用意してあるものとしてペットボトルの水12本、200枚いりのペットシーツを1つ、ネコ砂を2袋、新聞紙、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ふたつきのバケツ、動物たちの予備のフードなどです。


2.「クローゼットなどの扉」
我が家には手前に開閉する扉しきのクローゼットが比較的多くあります。とても使い勝手もよく重宝しているのですが、地震が起きた場合手前に簡単に扉があいてしまい危険です。
そこで耐震ロックの器具をすべてのクローゼットにとりつけました。大きなク ローゼットだけでなく、台所の流し台の上にある小さめの収納扉にもつけまし た。
効果はてきめんです。ちょっとした揺れにもしっかりロックがかかり、簡単には開きません。少しの揺れでもしっかりロックされてしまうので、きちんと解除の仕方を覚えておかないとあとで困ったことになるのが少し難点です。
でもこの器具のおかげで、物が散乱する危険性が軽減されたと思っています。


3.「転倒防止」
これはどこの家庭でもやっていることかもしれませんが、大きな家具には転倒防止のつっぱり棒を設置しています。
我が家では高さのある大きな家具は、寝室やリビングなどには置かず、普段あまり長く時間を過ごすことのない部屋にまとめて置いてあります。でもたまたまその部屋にいたときに地震にあうと危険なので、このようなつっぱり棒をつけています。外見上はなんだかあまり格好のいいものではないなぁ〜と少し思いましたが、でも格好よりも安全のほうが大切なので、家具の固定をしていないご家庭はぜひやったほうがいいと思います。


4.「非常用ライト」
我が家にはどの部屋にも大きめの懐中電灯が置いてあります。種類はさまざま。
ライトしかつかないものもあれば、ラジオつきのものもあります。
画像に写っているライトは、寝室のベット脇に設置してあるものです。寝ていても手を伸ばせばすぐ届く位置にあり、とりはずすとライトがつく物です。
このライトのように壁に設置してあれば、どこかに転げてしまうこともなく、便利ではないかと思っています。
この画像ではわかりませんが、上のほうに赤く小さな光が常時点滅しているので、暗い中でも探し出せます。
また、玄関に通じる廊下には人を察知するとライトがつく物を設置してありま す。


おおまかに我が家の防災対策を紹介しましたが、まだまだ「こんなときはどうしたらいいのかな?」「こんなものがあったらいいなぁ〜」と思うものはたくさんあります。
一番気になっているのは、リビングのガラス窓です。飛散防止フィルムを張ろうと思っているのですが、ついついあとまわしになり今にいたってしまいました。
でも万一窓ガラスが割れてしまったら動物たちも危険なので、なるべく早急に対策を考えようと思っています。

レポート:K.I


●「アナイスからのアドバイス」
動物の為の防災用品、備蓄品には、品物ごとに優先順位をつけて持ち出せるように準備しておきましょう。

それがないと命や健康に関わる物。
例えば持病などの為に毎日飲んでいる薬や、処方食。珍しいペットの為の餌など、災害時に入手が困難なものは、人の為の持ち出し品と一緒にし、優先的に持ち出せるよう用意しておくなどの工夫が必要です。

反対に、余力があった時に持ち出せばいい物や、重くて運べない猫のトイレ用砂などは、一旦避難した後にでも持ち出せるような場所、例えば地下の車庫や物置き、マンションの倉庫などに保管すると良いでしょう。
但しフード類は品質の管理に注意しなければいけません。
また一旦避難した後、家に取りに戻る時には、安全を確認してから入室しましょう。
立ち入りの規制がある建物にや地域には戻ってはいけません。


アナイスではあなたの家の防災対策を募集しております。
掲載希望の方はメールにて
shimada@animal-navi.com宛てに
件名「我が家の防災対策掲載希望」と記載の上ご投稿下さい。

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