| ||||||||
地震となまず |
昔から地震の発生を知らせてくれるという「なまず」。実際にそんなことあると思いますか? 私が耳にしたのはミミズが地面の上に出て来るという話。その理由は様々ですが説得力があるのは『地熱が上がるから』というもの。 阪神淡路大震災の時にも「うちの犬が‥」「鳥たちが‥」という話はたくさんありました。 でも、これって予知というよりは「後から思えば変だったなぁ」という程度のものかも知れません。 地震予知については動物や植物、雲、電磁場など科学者、専門家がそれぞれの立場で研究を進めています。 その中の一つ、動物の行動と地震との関係についての興味深い記事がありましたのでご紹介します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 朝日新聞(2002/10/4)記事からの抜粋 地震発生前に動物が示す異常な行動を携帯電話で動画に撮影してもらい、それを集めて地震予知や警戒に生かそうというネットワークが、麻布大学(神奈川県相模原市)の研究グループを中心に発足する。NTTドコモ関西(大阪市)と富士通関西ネットワーク統括営業部(同)がシステム開発をバックアップ。IT(情報技術)を利用した草の根のつながりで、東海地震や東南海地震の「予知」に挑む。 【阪神大震災時に見られた動物の異常行動】(兵庫県獣医師会、神戸市獣医師会調べ) ○前日から犬がほえ続けた ○犬が床をかきむしった ○未明なのに犬が散歩を要求した ○庭で放し飼いの犬が屋内に入りたがった ○犬が急に穴を掘り出した○猫が暴れ出した ○押し入れの中から猫が出てこなくなった ○猫がいつもと違う場所で寝ていた ○猫が通る場所を変えた ○野良猫が餌をもらいにこなくなった ○ネズミがいなくなった ○クジャクが2日間鳴き続けた −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 災害から人を守る為に、「予知」についてあらゆる手段や方法が考えられ、研究されています。 実際に大規模地震の予知ができたとしたら、どんなに安心でしょうか。 ナマズが地震を予知するという言い伝えもまんざらウソではなく、電気に敏感なナマズは水中の微弱な電位差を感じる能力があり、その感覚の鋭さは人間や他の魚類などが感じる能力の100万倍に近いと言われています。 安政江戸大地震の際にもナマズが地震を予知したとの記述が「安政見聞誌」に残されています。 自分の飼っている動物の様子で災害に対応できたら助かりますよね。実際、予知というのはどこでどのように出すかが難しいところ。 たとえ正確な情報でも「あなたの住んでいる地域は数時間後、壊滅状態になるのが予想されます」なんて発表してしまったら、逃げ出そうとする人々でパニックや暴動が起こるかもしれません。願わくばそんな大規模地震が起きませんように!でもいつかは来るはず。 だからその日の為に備えましょう! みんなで考えましょう!ちなみにうちのラブラドールと猫3頭は、予知どころか過去の地震の揺れの中曝睡していましたっけ。(苦笑) みなさんのお宅の動物たちはどうでしたでしょうか?レポートお待ちしています! 参考HP e-PISCO |